1822年から19991年まで続いたSternburg シュテルンブルク・リュッチェナ醸造所のビアコースターです。
ライプツィヒの羊毛商人マクシミリアン・スペックによって始められた個人醸造所。
当初は牛の飼育を行う新しい農業モデルとしてのスタートだったようです。
(麦汁を搾った残りかすには豊富なタンパク質が含まれており、牛の飼料に適していました。)
第二次世界大戦後1947年に会社は国有化され、1968年からはVEB BRAU.MALZKOMBINAT STERNBURG となりました。
1992年以降、シュテルンブルクブランドはロイトニッツ醸造所に引き継がれ、現在も生産されています。
ピューターや銀、陶製のジョッキやカップでビールを飲んでいた昔。
水滴がテーブルリネンを汚さないよう、敷き物として古くはウール(獣毛)でできたフェルトのマットを使用していたそうです。
水分を吸収し洗える利点はありましたが、乾くの時間が掛かりバクテリアの温床となってたフェルトは衛生的ではありませんでした。
1880年、ドイツのBuckau(ブッカウ)で初めて段ボール(板紙)を型で抜き、様々なモチーフを印刷したコースターが作られました。
1892年にはドレスデンで今日のビールコースターの前身ともいえる木製フェルト
(木の繊維をほぐして水と混ぜ圧縮したもの・現在のパルプのと同類)が発明されました。
■サイズ:直径10.7cm 厚み 約2.5mm
■ドイツの蚤の市で見つけた古い時代のビアコースターです。
経年使用によるシミや黄変色などが見られます。
古物、ユーズド、ヴィンテージの特性をご理解ご了承いただき、お楽しみくださいませ。