1842年ロストックに創業のW. Triebsees醸造所のビアコースターです。
ロストック市の紋章にも使われている獅子がモチーフ。醸造所のトレードマークになっています。
ピューターや銀、陶製のジョッキやカップでビールを飲んでいた昔。
水滴がテーブルリネンを汚さないよう、敷き物として古くはウール(獣毛)でできたフェルトのマットを使用していたそうです。
水分を吸収し洗える利点はありましたが、乾くの時間が掛かりバクテリアの温床となってたフェルトは衛生的ではありませんでした。
1880年、ドイツのBuckau(ブッカウ)で初めて段ボール(板紙)を型で抜き、
様々なモチーフを印刷したコースターが作られました。
1892年にはドレスデンで今日のビールコースターの前身ともいえる木製フェルト
(木の繊維をほぐして水と混ぜ圧縮したもの・現在のパルプのと同類)が発明されました。
■サイズ:直径10.7cm 厚み 約2mm
■ドイツの蚤の市で見つけた古い時代のビアコースターです。
やや灼け感がありますが、さほど使われた様子もなく、よいヴィンテージコンディションを保っています。
古物、ヴィンテージの特性をご理解ご了承いただき、お楽しみくださいませ。