Ingeborg Freibel が挿絵を担当したハムスター一家のお話です。
ハムスターのKrietsch君。春、5月ともなれば可愛らしい彼女に巡り会い、満月の美しい夜にめでたく結婚。
家庭を持ったんだから、俄然、食料確保に奔走します。
あちらこちらで危険に見舞われながらも、沢山のご飯を集めてきます。
そうこうしている間に、多産のハムスター。6匹の可愛い子供たちに恵まれます。
そのうち子供たちも食料探しの旅に出発。やがてやって来る冬に向けて、しっかりと食べて、おうちの中にもたくさん蓄えるのです。
最後はベッドで次の春が来るまで「お休みなさ〜い」。
しっとりと紙に染みいるようなイラスト。やや黄色の風合いのある紙質。古い時代の心がポッっと温かくなるハムスター家族のお話です。
■サイズ:縦20cm×25.3cm 厚み0.5cm
■1959年 東ドイツ発行 RUDOLF ARNOLD VERLAG Leipzig 出版(第5版)
■20ページ ほぼ全てのページにカラーイラスト
■ハードカバー ドイツ語
■作:Hans Petzsch 絵:Ingeborg Freibel
■ドイツの古書店で見つけた古い時代の冊子絵本です。
経年による角の擦れや痛み、裏表紙に捲れなどが見られます。
扉ページに茶色い汚れシミが見られます。
本編は全体的によいヴィンテージコンディションを保っています。
古物、ユーズド、ヴィンテージの特性をご理解ご了承いただき、お楽しみくださいませ。